2021年日本表面真空学会学術講演会

講演情報

ポスターセッション(コアタイム)

[2P01-37] ポスター・企業展示

2021年11月4日(木) 15:30 〜 17:30 P会場 (P会場)

座長
15:30-16:30 吉田靖雄(金沢大)
16:30-17:30 勝部大樹(長岡技術科学大)

[2P32] 気液界面上で自己組織化した多孔性有機薄膜の膜厚評価

*藤田 優人1、山波 加苗1、浅里 隆1、松井 一真1、清水 智子1 (1. 慶應義塾大学理工学部)

多孔性有機薄膜材料のBTBは気液界面でハニカム構造を持つ数十層の薄膜を形成する。しかし孔のサイズが異なる材料でも薄膜を作製できるか,膜厚の制御方法はあるのか等は未解明である。そこでBTE薄膜を作製することは可能か,また薄膜形成時のパラメータが膜厚に影響を与えるか調査した。原子間力顕微鏡により,ハニカム構造を持つBTE薄膜が得られること,溶媒比により膜厚が変化することを確認した。