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[3Ba07] 改良型スパッタ法による強誘電体メモリ材料ナノ結晶の形成
強誘電体メモリ(FeRAM)の実現には材料のナノサイズ化と高品質化が必要である。本研究ではスパッタ法を改良して強誘電体材料であるPbTiO3のナノ結晶の育成に取り組んだ。基板にはサファイアの原子平坦面を用いた。その結果、得られたナノ結晶は高い配向性を有し、サイズは均一でかつ規則正しく配列していた。この改良スパッタ手法で、強誘電体ナノ結晶の高品質化に加え、形成位置の制御も可能であることが示された。