[3P04] 原子間力顕微鏡によるアミノ酸と黄鉄鉱表面欠陥の相互作用解析
生命の誕生を記述する化学進化説において,鉱物表面はアミノ酸が縮合重合し得る反応場として考えられている.特に黄鉄鉱は,地球上最も存在する硫化鉱物であり,表面上の欠陥構造とアミノ酸の強い吸着が,アミノ酸の重合反応を引き起こした可能性がある.しかし,アミノ酸の吸着状態などの詳細は未解明である.本研究では,アミノ酸1分子と黄鉄鉱表面上の欠陥構造との相互作用力測定から,吸着状態の解明に取り組んだ.
ポスターセッション(コアタイム)
2021年11月5日(金) 13:30 〜 15:30 P会場 (P会場)
座長
13:30-14:30 一ノ倉聖(東工大)
14:30-15:30 土師将裕(東大)