[3P12] 機械学習による電界イオン顕微鏡像の結晶方位の同定
電界イオン顕微鏡(FIM)は先端を先鋭化した試料表面の原子配列を観察でき、電界蒸発中に連続撮影したFIM像により試料原子配列の3次元再構成を行うことで内部構造まで観察可能である。その際に必要とされる圧縮率算出に向けて、機械学習を用いてタングステンFIM像の結晶方位を自動同定した。結果として、全データ数の88%に対して正しい結晶方位が出力されたことから、この方法は有効であることが示された。
ポスターセッション(コアタイム)
2021年11月5日(金) 13:30 〜 15:30 P会場 (P会場)
座長
13:30-14:30 一ノ倉聖(東工大)
14:30-15:30 土師将裕(東大)