[3P14] 中性子照射した高配向性熱分解グラファイトの高圧・高温下における構造変化のその場X線回折
本研究では中性子照射高配向性熱分解グラファイトの変態メカニズムの詳細を理解するため、その場X線回折法を用いて、加圧及び減圧下での昇温に伴うのその構造変化について、グラファイトのc面に着目し調査した。グラファイトG(002)ピークに対して形状解析を行った結果、中性子照射試料では室温から約600℃までは2成分、それよりも高温では1成分、未照射試料では1成分でフィッティングできることが分かった。