2021年日本表面真空学会学術講演会

講演情報

ポスターセッション(コアタイム)

[3P01-27] ポスター・企業展示

2021年11月5日(金) 13:30 〜 15:30 P会場 (P会場)

座長
13:30-14:30 一ノ倉聖(東工大)
14:30-15:30 土師将裕(東大)

[3P21] 偏向電極によるFIM-Poschenrieder-Atom ProbeでのFIM-AP交互測定

*谷口 昌宏1 (1. 金沢工業大学)

FIM-APではFIM観察用の蛍光スクリーンの中央にToF質量分析器への通路が開けられており、そこを通過する電界蒸発イオンが質量分析される。 そのため試料のAP分析領域がFIM像では死角になることが欠点であった。今回、偏向電極を設置することでFIMの観察領域とAPの分析領域を一致させ、FIMを観察しながらAP分析を行なえるように装置改良を行なったので報告したい。