2021年日本表面真空学会学術講演会

講演情報

ポスターセッション(コアタイム)

[3P01-27] ポスター・企業展示

2021年11月5日(金) 13:30 〜 15:30 P会場 (P会場)

座長
13:30-14:30 一ノ倉聖(東工大)
14:30-15:30 土師将裕(東大)

[3P26S] 半球空洞型コバルト水分解触媒の開発とオペランドXAFS測定を用いた機能解明

*荒木 優作1、吉田 真明1 (1. 山口大学大学院創成科学研究科)

水の電気分解の高効率な触媒の開発が幅広く進められている。その一例として、炭酸コバルト(Co-Ci)触媒が高い酸素生成活性を示すことが報告された。そこで本研究では、通常の触媒とは異なった粒子転写法を用いた半球空洞型Co-Ci触媒の開発を行った。触媒表面に数百nmの凹凸をもたせることで活性の向上を目指した。さらにSEMやEDXなどのキャラクタリゼーションやオペランドXAFS観測による機能解明を行った。