回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研究大会 in 岩手

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PTOTST委員会企画

セラピストが行うマネジメントの理想郷を考える~セラマネ奮闘報告、マネジメントの実践課題と今後の展望~

Fri. Feb 2, 2018 3:30 PM - 5:30 PM 第7AB会場 (アイーナ8F 会議室804AB)

座長:斉藤 秀之(筑波記念病院 部長)、松木 秀行(近森リハビリテーション病院)

 PT・OT・ST委員会では、回復期リハ病棟のPT・OT・STのあるべき姿を求めて、さまざまな活動を行ってきました。その一つに、セラピストマネジャーの養成があります。同委員会では、セラピストマネジャーを
  ① 患者・家族に対する質の高いケースマネジメント、
  ② 人的・環境的リスクに関するリスクマネジメント、
  ③ 多職種協働と病棟運営に寄与するフロアマネジメント
が実践できるPT・OT・STと定義して、認定コース(18日間)とスキルアップ研修(2日間)で養成しています。2016年度までに797人が認定を受け、すべての都道府県でセラピストマネジャーが活躍中です(1県平均17人、1施設平均2.1人)。今後も毎年約120人のペースでセラピストマネジャーが誕生し続けることが予測され、回復期リハ病棟のPT・OT・STの質向上の牽引役として大いに期待されます。
 そこで、本セッションでは、このセラピストマネジャーにスポットを当てました。セラピストマネジャーの認定取得後に、
看護・介護職を含むフロアマネジャー(病棟管理者など)、
PT・OT・STのリハ職マネジャー(技師長など)、
単一職種の職種マネジャー(PT科長など)
としてそれぞれの立場でマネジメント業務に携っている3人のシンポジストから、実践を通して浮かび上がった課題や悩みを率直に報告していただくと同時に、今後の展望や夢を語っていただこうと思います。
 それを受けフロアとも意見交換しながら、指定発言として、同委員会が検討している次年度以降の「セラピストマネジャーを対象とした上位研修構想(案)」について紹介する予定です。

 セラピストマネジャー認定者をはじめ、もちろん、どの職種の方でも自由に参加できます。多くの方々と前向きな意見を交わしながら、マネジメント業務に関する元気な理想郷(イーハトーヴ)を考える機会にしたいと思います。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

「セラマネ奮闘報告」
① フロアマネジメントの実践課題
砂川直美OT(セラマネ3期生) 小倉リハビリテーション病院
② リハ職マネジメントの実践課題
坂田祥子OT(セラマネ8期生) 東京湾岸リハビリテーション病院
③ 職種マネジメントの実践課題
山本恵仙ST(セラマネ3期生) 熊本託麻台リハビリテーション病院

指定発言「セラピストマネジャーを対象とした上位研修構想」
松木秀行PT(PT・OT・ST委員会) 近森リハビリテーション病院

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