第74回日本東洋医学会学術総会

セッション情報

車座講演

🎦車座講演 腹証奇覧・奇覧翼を読み解く

2024年5月31日(金) 15:00 〜 18:30 第2会場 (5F 小ホール)

座長: 峯 尚志(峯クリニック), 山崎 武俊(洛和会音羽リハビリテーション病院 内科)


 2013年鹿児島の総会で好評を博した車座が帰ってきました。
 座長の峯尚志が、稲葉文礼(師匠)と和久田叔虎( 弟子) の物語をなにわ風に語ります。
 真面目で知性の高い弟子の叔虎が、読み書きもできない酒飲みの師匠の文礼を敬愛してやまなかったのかはなぜだったのか?車座講演では、まず腹証奇覧が生まれた時代背景を語り、次に二人の来歴をなにわ風に語り、そのあと文礼と叔虎の二人の腹診図を比べながらその秘密に迫ります。最後に腹診を未来へとつなぐ試みとして、呼吸や姿勢が腹証にどのように影響するのかを語ってまいります。
 肩肘を張らずにお聞きください。

 『車座講演 腹証奇覧・奇覧翼を読み解く』の題目
 1.腹証奇覧を生んだ時代背景を語る
   (竹本 喜典)
 2.腹証奇覧と奇覧翼はどのようにして生まれたのか ~師匠と弟子の物語を語る~            
   (峯 尚志・酒谷 勝)
 3.師匠と弟子の腹診図から読み解けるもの ~客観性と主観性、そこから導きだす普遍性~
   (峯 尚志・紀 優子)
 4.人体の解剖学的構造と生理的機能から腹証を考える
   (村田 昭人・紀 優子)