ランチョンセミナーご案内
本大会においても企業主催のランチョンセミナーを開催いたします。ただし、例年とは異なり各会場2部制となっております。
会場参加者におかれましては、大会参加申し込み時にどちらの会場に参加されるかをお選びください。昼食(弁当と飲み物)を各会場で提供いたします。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、前後半で会場を移動することはできませんので、あらかじめご了承ください。
主催企業スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしております。
◆ A会場 ◆
| 時間 | 企業名 | セミナータイトル |
| 12:10~
12:35
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日東精工アナリテック株式会社 |
「JIS K 0102 に採用された小型蒸留装置とFIA 分析装置について」
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| 12:40~
13:05
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三浦工業株式会社 三浦環境科学研究所 |
「ミウラ 新商品のご紹介」 |
◆ B会場 ◆
| 時間 | 企業名 | セミナータイトル |
| 12:10~
12:35
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ヴェオリア・ジェネッツ株式会社 エルガ・ラボウォーター事業部 |
「環境分析に用いる超純水の使用上の注意点」 |
| 12:40~
13:05
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ビーエルテック 株式会社 |
「【流れ分析装置CFAとICP-MSとのコラボ!】希釈酸
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【 セミナー内容 】
日東精工アナリテック株式会社
「JIS K 0102 に採用された小型蒸留装置と FIA 分析装置について」
フローインジェクション分析(以下、FIA)法は吸光光度法を自動で行うことに適した方法で あり、JIS K 0102 に採用され、環境分析に多く利用されている。特に、広く実際の現場で使用 される中での課題として、長期安定運転、運転状況の監視が容易なこと、トラブルに際して 現場で簡単に対応できるメンテナンス性が挙げられるが、これらに対応した弊社の販売する 装置 FIA-300 の特長について説明する。
また、少廃液運用が求められる昨今、FIA 装置の前処理装置として小型蒸留装置が広く求め られている。異物を多く含む試料や試料そのものが固体の場合は、FIA 装置では直接装置で 測定することができず、蒸留操作を行うものがある。このような試料の前処理の一つとして、 2019 年 3 月に JIS K 0102 へ小型蒸留装置を用いる方法が追加された。弊社ではこの方法に適 合した小型蒸留装置 DS-5100 の開発販売を行っており、この特長について紹介する。 これらの装置は、環境負荷の低減、作業者の負担軽減、分析作業の時間短縮を実現し、今 後広く現場で利用されていくものと思われる。
また、少廃液運用が求められる昨今、FIA 装置の前処理装置として小型蒸留装置が広く求め られている。異物を多く含む試料や試料そのものが固体の場合は、FIA 装置では直接装置で 測定することができず、蒸留操作を行うものがある。このような試料の前処理の一つとして、 2019 年 3 月に JIS K 0102 へ小型蒸留装置を用いる方法が追加された。弊社ではこの方法に適 合した小型蒸留装置 DS-5100 の開発販売を行っており、この特長について紹介する。
これらの装置は、環境負荷の低減、作業者の負担軽減、分析作業の時間短縮を実現し、今 後広く現場で利用されていくものと思われる。

三浦工業株式会社
「ミウラ 新商品のご紹介」
ヴェオリア・ジェネッツ株式会社 エルガ・ラボウォーター事業部
「環境分析に用いる超純水の使用上の注意点」
エルガは世界第二位のラボ用純水・超純水メーカーです。
環境分析の分野においては水道直結で卓上型の超純水装置PURELAB Flex3 や PURELAB Quest、LCMSなどを用いた高感度な分析に必要される微量元素・微量有機物分析に最適な超純水装置PURELAB Chorus1 Analytical Research、そしてイオンクロマトやTOC計などに直結して連続かつ継続的に超純水を供給する超純水装置PURELAB flex5などを提供しています。
また装置のご提供に限ることなく高感度分析において分析用水として用いる超純水の使用上の注意点などの技術情報を積極的に発信しています。今回のランチョンセミナーでも「環境分析に用いる超純水の使用上の注意点」について発表します。現在使用している超純水装置や使用している超純水の水質や取り扱いに疑問をお持ちの方にお勧めです。
きっと明日からの分析業務にお役に立つ情報があります。是非ともエルガ・ラボウォーターのランチョンセミナーをご聴講ください。

ビーエルテック株式会社
「【流れ分析装置CFAとICP-MSとのコラボ!】希釈酸添加加熱分解
前処理装置AATM(アトム)のご紹介」
汚染土壌溶出液や、排水や河川水、飲料水中に含まれる微量金属を分析する際は、硝酸や塩酸等の酸を用いて加熱し溶解、又は有機物を分解してから、試料をろ過、メスアップ等煩雑な作業を行った後ICP-OESやICP-MS等を用いて測定を行う。一般的な前処理として、試料をビーカーなどに入れ、酸を添加して解放して加熱分解を行うため、空気雰囲気中からの亜鉛、アルミニウムやナトリウム等の汚染が頻繁に発生し、測定結果に影響を与える。また、有害な酸を用いて人の手を介して作業を行うため、酸性ガスや酸の飛沫による人体中への酸の暴露や、加熱による爆発事故等が発生することもある。そこで、酸分解前処理装置AATM(アトム)を開発した。
AATMはサンプルの撹拌、希釈、硝酸等酸の添加、加熱加圧分解、放冷、沈殿物の分離、ICP-MSへのサンプルの導入、スタート信号の制御までの全てを一気通貫に行うことができる装置である。AATMを用いることで、酸分解前処理から測定までを全自動で行うことができるようになった。


