第6回神奈川県臨床作業療法大会

大会長挨拶



第6回神奈川県臨床作業療法大会開催にあたって



 

第6回神奈川県臨床作業療法大会

大会長 木村 達

医療法人社団 三喜会 鶴巻温泉病院
リハビリテーション部 部長


「Can I do it ?(自分はできるかな)」「How can I do it ?(どうやったらできるかな)」皆さんは、新しいことを任されたとき、どちらの言葉が胸に浮かびますか? Can(できるかどうか)と考えるより、How(どうやったらできるか)と考えるほうが、その実現をワクワクしながら前向きに取り組めるようです。この「本気で物事に取り組みワクワクドキドキする心」を“プレイフル”(playful)と言うそうです。
 2024年12月8日(日)に第6回神奈川県臨床作業療法大会を開催いたします。テーマは「Communication~再動×再考~」です。コロナ禍では密を避け、人の接触を避け、当たり前の生活が一変し、それらはコミュニケーション面にも影響を及ぼしました。しかし、今やっと停滞していた「人」「社会」が再び動き出し、今までと同じように人との関わり、繋がりがが持てるようになってきたと感じています。そういった今だからこそ、人や社会を繋ぐコミュニケーションについて考えたいと思い、「Communication」をテーマとしました。このコミュニケーションによって参加された方が「人・情報・社会」と「繋がる」きっかけとなり、さらに広がり、その繋がりが継続ある関わりになれればと考えています。
 本大会を通じ、誰かと話すことで新しい気付きや発見があるかもしれません。その気付きや発見が様々なアイディアやイノベーション、そして新しい価値観への創造に繋がるかもしれません。そんな「人・情報・社会」の化学反応が起きる、ワクワクドキドキできる場になれればと思っています。
 最後にプレイフルは「楽しいことの中に学びがある」という考えのようです。本大会も「楽しさ」大事に開催できればと思っています。どうぞ、第6回神奈川県臨床作業療法大会をよろしくお願い致します。