3:00 PM - 3:10 PM
[27] Consideration of procedures of magnetic resonance imaging conditional pacemakers
【背景】2012年より条件付MRI対応心臓デバイスが発売され,当院でも同デバイスの埋め込み術を行っている.当院での同デバイス埋め込み件数が増えるにつれ,実際にMR検査を依頼される可能性も高くなる.そこで,より安全にMR検査を実施することを目的に,撮影依頼から検査終了までの手順を関連職種で検討を行った.今回,検討開始から現在までの取り組みについて報告したい.
【方法】条件付MRI対応心臓デバイスおよびMR検査の基礎知識について臨床工学技士と情報共有を行い,撮影に対する基本方針(当院埋め込み患者,ペースメーカ外来受診,予約検査のみ),および検査終了までの手順を作成した.作成した手順は電子カルテ等のメール機能を利用し院内に周知を行った.実際に症例を経験した後,関係者でミーティングを行い手順の見直しを検討した.
【結果・考察】運用開始後,基本方針に合わないケースや2回目以降の検査依頼等想定外のケースを経験した.また,より安全な受け入れ体制へと事前準備物に変更等を行った.今後,デバイスの種類増加や3.0T装置対応等が進むと思われる.院内対応としても,他施設での埋め込み患者への対応,緊急時の対応など課題が多い.
【方法】条件付MRI対応心臓デバイスおよびMR検査の基礎知識について臨床工学技士と情報共有を行い,撮影に対する基本方針(当院埋め込み患者,ペースメーカ外来受診,予約検査のみ),および検査終了までの手順を作成した.作成した手順は電子カルテ等のメール機能を利用し院内に周知を行った.実際に症例を経験した後,関係者でミーティングを行い手順の見直しを検討した.
【結果・考察】運用開始後,基本方針に合わないケースや2回目以降の検査依頼等想定外のケースを経験した.また,より安全な受け入れ体制へと事前準備物に変更等を行った.今後,デバイスの種類増加や3.0T装置対応等が進むと思われる.院内対応としても,他施設での埋め込み患者への対応,緊急時の対応など課題が多い.