The 27th Kinki Association for Clinical Engineers

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シンポジウム

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シンポジウム7

Sun. Sep 26, 2021 9:30 AM - 11:00 AM No.2 site (ZOOM)

座長:岡田 未奈(社会福祉法人恩賜財団 済生会西条病院 医療機器管理室)、定 亮志(大阪市立大学医学部附属病院)

9:40 AM - 9:50 AM

[SY7-2] YOUは何しにベンチャーへ? ~私の仕事お教えします~

*大谷 直哉1 (1. 株式会社T-ICU)

新卒で3次救急の病院に入職し、ローテーション制でいろいろなことを経験させてもらい11年、少し外の世界に興味を持ち、学生時代は絶対行くことはないと思っていた大学院に行って知識を得て、初めての転職で外資系医療機器メーカーへ。けれども「自分が走りたいフィールドではないかも…」と悩み、病院時代からつながりのあったT-ICUに相談へ。詳しく事業を聞くと「かなり面白そう」。だけどベンチャーは「不安定」というイメージは少なからずありました。子供を育てられるか?住宅ローンは払えるか?悩みましたが妻の「行ったら」で決断!2021年1月からT-ICUでお世話になっています。
弊社は社名の通りTele-ICU、遠隔集中治療をする会社です。事業内容は大きく2本立てで、ひとつは集中治療医がいない小中規模の病院にむけて現場がお困りの際に、弊社のDr・Nsがテレビ電話などで24時間いつでも相談を受けるコールセンターシステム、もうひとつはコロナ渦でレッドゾーンの各ベッドにカメラを設置して、その状況をグリーンゾーンで見る監視カメラシステムの販売、設置をしています。
そんなT-ICUでのMEの仕事…
・ コールセンターに寄せられたMEが守備範囲の質問の対応がちょいちょい来ます。
・ コールセンター事業の機器の用意、保守もやります。
・ 監視カメラシステムのネットワーク構築を現場下見から、工事監督、設置、調整、保守もやります。
・ 2つのシステムを海外輸出するプロジェクトもやります。
・ これからは医療機器開発もやります。
入社して以来目まぐるしい毎日を過ごしていますが、私はいつか自分がしたい事業にもチャレンジしたいと思っています。ベンチャーは大きな会社とは違い、部門の縦割りの壁は薄いので、いろんなプロジェクトの流れが見えます。本当に毎日、仕事をしながら勉強しているような感覚です。
私は便利屋MEとして働いた経験が、T-ICUに入って上手く合致しました。いろんなことをしたい、試したいという方はご自分の可能性を信じてベンチャーという選択も考えてみてはいかがでしょうか。