10:10 AM - 10:20 AM
[SY7-5] 企業就職した新卒CEによる、新しい活躍の場と働き方の提案
“臨床工学技士は、企業就職の前に臨床を経験しておくべき”
企業就職を考える臨床工学技士(以下、CE)であれば一度は聞く言葉ではないだろうか。私は就活時、この言葉にとても悩まされたが、最終的に新卒での企業就職を選択した。そんな私が入社5か月目になる今、取り組んでいることや感じていることお伝えしたい。CEの新しい活躍の場と働き方について考えるきっかけとなれば幸いである。
2020年4月~12月、臨床工学技士の学生団体「TUCES」の運営として活動。さらに「臨床工学技士100人カイギ」に参加し臨床以外で活躍する先生方と出会う。起業・フリーランス・海外での活動・政界への進出等、臨床現場のみがCEの活躍の場でないことを知る。
2021年4月、知人からの紹介で株式会社mediVRに就職。所属は品質/製造管理部門である。実務としては医療機器の製造や管理、導入施設等での保守管理を担当している。ここでは5年間の実務経験により「総括製造販売責任者」の資格取得を目指すことが可能である。
現在、医療機器の製造販売を行うためには医療機器製造販売業の許可が必要であり、その際「総括製造販売責任者」の資格保持者1名の確保が必須である。医療機関で機器管理や医療安全に関わるCEが企業で品質管理の業務を行うことに違和感はなく、品質管理の現場はCEの新しい活躍の場となると期待している。
また、弊社では理学・作業療法士による「webサポート」が行われている。Webサポートは、コロナ禍において感染リスクを回避する手段としても有効であるが、その他にも「働く場所の制限が少ない」という特徴もあり、弊社では担当社員は在宅勤務が可能である。これは子育て中の緊急事態にも柔軟に対応できる働き方であり、女性CEの働き方にも応用できるのではないか。
私は今後「総括製造販売責任者の資格を持つCE」が品質管理の分野から活躍できる環境構築を目指したい。現時点ではCEに対する品質管理業務の求人は極めて珍しいが、弊社には品質管理業務へのCE就職の前例が作られた。今現在、私自身が資格取得のために学び始めたところであるが、これをきっかけに、CEの新たな働き方の1例として品質管理分野の開拓や、「在宅でのwebサポート」モデルを作るために活動していきたい。
企業就職を考える臨床工学技士(以下、CE)であれば一度は聞く言葉ではないだろうか。私は就活時、この言葉にとても悩まされたが、最終的に新卒での企業就職を選択した。そんな私が入社5か月目になる今、取り組んでいることや感じていることお伝えしたい。CEの新しい活躍の場と働き方について考えるきっかけとなれば幸いである。
2020年4月~12月、臨床工学技士の学生団体「TUCES」の運営として活動。さらに「臨床工学技士100人カイギ」に参加し臨床以外で活躍する先生方と出会う。起業・フリーランス・海外での活動・政界への進出等、臨床現場のみがCEの活躍の場でないことを知る。
2021年4月、知人からの紹介で株式会社mediVRに就職。所属は品質/製造管理部門である。実務としては医療機器の製造や管理、導入施設等での保守管理を担当している。ここでは5年間の実務経験により「総括製造販売責任者」の資格取得を目指すことが可能である。
現在、医療機器の製造販売を行うためには医療機器製造販売業の許可が必要であり、その際「総括製造販売責任者」の資格保持者1名の確保が必須である。医療機関で機器管理や医療安全に関わるCEが企業で品質管理の業務を行うことに違和感はなく、品質管理の現場はCEの新しい活躍の場となると期待している。
また、弊社では理学・作業療法士による「webサポート」が行われている。Webサポートは、コロナ禍において感染リスクを回避する手段としても有効であるが、その他にも「働く場所の制限が少ない」という特徴もあり、弊社では担当社員は在宅勤務が可能である。これは子育て中の緊急事態にも柔軟に対応できる働き方であり、女性CEの働き方にも応用できるのではないか。
私は今後「総括製造販売責任者の資格を持つCE」が品質管理の分野から活躍できる環境構築を目指したい。現時点ではCEに対する品質管理業務の求人は極めて珍しいが、弊社には品質管理業務へのCE就職の前例が作られた。今現在、私自身が資格取得のために学び始めたところであるが、これをきっかけに、CEの新たな働き方の1例として品質管理分野の開拓や、「在宅でのwebサポート」モデルを作るために活動していきたい。