The 27th Kinki Association for Clinical Engineers

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一般演題

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教育

座長:橘 克典(大阪電気通信大学 医療健康科学部 医療科学科)、山下 繁(日本赤十字社 和歌山医療センター 臨床工学技術課)

[07-06] (公社)日本臨床工学技士会 調査・統計委員会—2020年度業務実態調査結果報告「近畿ブロック編」—

*杉浦 正人1,2、内田 隆央2、後藤 武2、丹木 義和2、塚野 雅幸2、久行 菜帆2、南 彩2、石井 宣大2、五十嵐 茂幸2 (1. 関西医科大学香里病院、2. (公社)日本臨床工学技士会 調査・統計委員会)

(公社)日本臨床工学技士会 調査・統計委員会では、毎年10月を「調査月間」と定め、アンケート調査を行っている。

2020年度は2つのアンケートを実施した。今回「臨床工学技士の業務実態調査 2020」に関し報告する。

○『臨床工学技士の業務実態調査 2020』

アンケート調査回収率:39%(会員数:21,108、回収数:8,133)

毎年行われる業務実態調査は「診療報酬」、「臨床工学技士数の増加」、「業務や制度を変更・拡大」といった待遇や利益の保持・改善に対する要望に対して妥当性を示すために行うものである。医療情勢は日進月歩であり、臨床工学技士の業務実態も変化することは当然であり経時的な調査が必要である。今回近畿地区と全国との比較検討も行ったので併せて報告する。

当委員会としては実態調査のデータを報告することで、大きく3つの役割を果たしている。
行政機関への政策提言や関連団体との折衝に対する根拠として貢献する。 実態調査の結果を踏まえ、認定試験の創設や業務指針の改訂、さらには
診療報酬・施設基準への根拠として貢献する。
調査結果を一般および会員に公表し活用して頂くことで、医療の発展に貢献する。
上記の目的を達成するためにも、毎年統計調査を実施し、さらに回収率を向上する必要がある。