The 28th Kinki Association for Clinical Engineers

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パネルディスカッション

パネルディスカッション3
デバイス好きの13人 いざ、好きを語ろう

Sun. Oct 9, 2022 1:20 PM - 3:10 PM 第2会場 (Zoom)

座長:坂本 亮輔(新宮市立医療センター)、髙垣 勝(滋賀県立総合病院)

[PD3-4] 時間外勤務出来なくても循環器業務出来ますか? -デバイス業務の勧め-

*三浦 晃裕1、小西 康司1 (1. 奈良県立医科大学附属病院 医療技術センター)

我々臨床工学技士は、緊急症例や予定外の症例や業務に対して対応する事が多く、その業務特性上“時間外勤務” “自宅待機” “当直や夜勤” と言った勤務体型は、切り離す事は難しい。しかし循環器業務を中心とした緊急症例や予定外の症例に対して積極的に業務介入したくとも、個人の様々な事情で“時間外勤務” “自宅待機” “当直や夜勤” と言った勤務体型を取ることが難しく定時勤務を取らざるを得ない場合もある。さらには2019年4月1日より働き方改革関連法が順次施行された事で、働く人々が個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で選択出来るよう図られ、臨床工学技士の業務も柔軟な働き方が求められる現状にある。その中で本パネルディスカッションの内容である植込み型心臓不整脈デバイス業務は”植込み業務” “外来業務” “立会い業務(手術・MRI等)” “遠隔モニタリング業務”で構成されているが、これらの業務がどの程度柔軟な勤務体型を取れるか不透明な部分も多く過去検討された報告は無い。今回当院の植込み型心臓不整脈デバイス業務の現状から柔軟な勤務体型を目指して検討・考察した為、ディスカッサーや聴講者からの多角的な意見を元にさらに問題点に向き合いたい。