MMIJ Annual Meeting 2014

Presentation information

企画講演

非平衡状態を達成するプロセス

Wed. Mar 26, 2014 1:00 PM - 5:40 PM 第1会場 大会議室 (An301・302)

司会:三宅 正男(京都大学)、野瀬 嘉太朗(京都大学)

1:05 PM - 1:50 PM

[11-01] Low temperature reactions for functional materials

陰山 洋1 (1. 京都大学)

司会:三宅 正男(京都大学)

複合金属酸化物 は、強磁性、強誘電性、イオン伝導性などの多彩な物性を示し、その機能は既に磁石、誘電素子、電池などの実用材料として現代の情 報化社会の基盤を支えている。例えば、マンガン酸化物からは、超巨大磁気抵抗が見つかった。新現象の開拓にはまだ余地があるはず で、将来を開く科学技術へと発展することが期待できる。新しい機能をえる ためには、新物質の発見が最も重要であることはいうまでもない。私たちのグループでは、従来型の高温固相反応に頼らない、非溶液 型の低温合成法を用いた新物質探索を進めている。非溶液型の低温反応は環境の負担が低いだけでなく、熱平衡の制約を超えた準安定 相を得ることができるというメリットがある。また、「合成化学の心」である配位構造の制御を合理的に、精密に行なえる。本講演では、最近の成果のうち,以下の3つの系を中心に紹介する予定である。・ 平面局所構造をも つ鉄酸化物・ ヒドリドを大量に 含有するチタン酸化物・ 選択的インターカ レーションを示す層状化合物

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