15:45 〜 16:00
[24-10] エアテーブルの操作条件とASRからの⾦属回収
司会:林 直人(産業技術総合研究所)
使用済み自動車のリサイクルはシュレッダー処理が最も一般的な方法である。使用済み自動車はシュレッダープロセスにより粉砕/単体分離し、磁力選別などの成分分離操作により、鉄、アルミ、銅などの有用金属を回収する。その残渣をASRを呼ぶ。毎年、日本では3百万台以上の使用済み自動車が発生している。現時点では、使用済み自動車の75%がリサイクルされている。残りの25%のASRがその複雑さから埋め立て処分されている。ASRは8割が可燃成分であるが、2割は有価物が含まれている。その有価物を高品位で回収することが重要である。今回は、ASRから金属を回収するためにエアテーブルと呼ばれる比重選別機を用いる。エアテーブルは操作条件が多く、そのほとんどが金属の回収率と品位に影響を及ぼしている。その中でASRの処理速度とリッフルが金属とそれ以外粒子にどのように影響を及ばしてるかを考察する。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください