16:15 〜 16:30
[24-12] LED製品の廃棄処理法およびリサイクル⽅法の検討と開発
司会:林 直人(産業技術総合研究所)
現在,持続可能な社会に向けて環境を配慮した全体的な物質循環システム形成,及び各種家電品目からの資源物質の分離技術の研究開発が進んでいる.1997年に日亜化学工業により製品化されたWhite light emittingdiode(白色LED)は,近年の技術革新による性能向上や価格の下落により普及が進んでいる.現在白熱電球や蛍光灯など既存の照明用光源との代替がすでに始まっており,LEDチップ及びランプの需要は右肩上がりになると予想されている.白色LEDには,発光基板にGalliumやGold,蛍光体材料にYttrium, Cerium, Europiumなどの希土類が使用されている.これらの材料、特に希土類に関して日本は輸入に依存している.近年の需要増、また中国と我が国の政治的な問題のリスクから、希土類を含むレアアース資源供給の多角化が求められている。以上の背景から,白色LEDのリサイクル技術が求められると考える.本研究では,白色LEDからのレアメタル資源物質の選択的回収を目的とし,この研究における基礎的研究をおこなった.
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