11:30 AM - 11:45 AM
[33-10] Evaluation of natural resources of Afghanistan using Real option analysis, valuating Aynak copper mine as a case study
司会:笹岡 孝司(九州大学)
アフガニスタンは国土全体に銅や鉄を始め、その他多鉱種の資源ポテンシャルが高いことが地質調査から確認されているものの、これまでの政治経済の情勢、技術者の不足、海外資本との関係などから、開発までにいたるケースはごく希であった。その中でアイナック銅鉱山は特にポテンシャルが高く見積もられており、中国企業の参入の計画もあり、開発が進められようとしている。本研究では、コンサルタントが見積もったデータから、まずはNPV等のDCF(Discount Cash Flow)に関する経済性分析を行い、本鉱山の経済性と金属価格の変動の関係を明らかした。その上で、本銅鉱山での投資を、精鉱を産出する採鉱と選鉱プラントまでにするか、カソードまで産出する製錬プラントまで投資すべきかを判断するために、二段階のコンパウンドオプションモデルを用いて、金属価格の不確実性をとらえたリアルオプション分析を行った。また、投資を実行するに最適な金属価格水準についても二段階それぞれの推計とそれぞれの比較を行った。
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