MMIJ Annual Meeting 2014

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一般講演

資源開発

Fri. Mar 28, 2014 1:00 PM - 4:30 PM 第3会場 中セミナー室2 (As301・302)

司会:安達 毅(秋田大学)、村上 進亮(東京大学)、木崎 彰久(秋田大学)

4:00 PM - 4:15 PM

[34-11] Study on Application of the Soil Improvement Agent to the Post Mine Surface for Revegetation by Using Dewatered Cake in Aggregate Mine

加藤 正剛1、堺 義明2、島田 英樹1、笹岡 孝司1、松井 紀久男1 (1. 九州大学、2. 株式会社デイ・シイ)

司会:木崎 彰久(秋田大学)

我が国の天然骨材資源は,国土の保全や社会基盤整備等のための構造物の骨格を成すコンクリートの材料として開発が行われてきた。骨材の大消費地である首都圏の需要に応えている千葉県では,平成23年実績で7,973千m3の天然骨材を生産しているが,同県で生産されている天然骨材資源は主に山砂・砂である。山砂・砂利資源開発は,CO2吸収源である林野地を開発するため,地球温暖化抑止の観点からも,また採取跡地や近隣地の環境維持からも採取跡地の緑化促進は喫緊の課題である。採取跡地において植栽物が枯死する主因として,採取跡地の透水性不良と貧栄養,重機の転圧による締め固めが指摘されている。これらの解決のために、(株)デイ・シイ吉野事業所では,骨材生産の洗浄・選別工程で発生する廃棄物の脱水ケーキに適切な添加剤を付加して多機能ミキサによって造粒した数種の土壌改良材を試作した。また、砂利採取鉱山跡地の緑化に適した工法について検討するため、作成した土壌改良材を用いた数種類の実験圃場を造成してヒノキを試験植樹した。本報告では、その生育状況の調査結果について述べる。

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