MMIJ Annual Meeting 2014

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企画講演

地球―宇宙資源探査 ~大規模データプロセッシング~

Fri. Mar 28, 2014 9:30 AM - 11:45 AM 第5会場 中セミナー室5 (As313・314)

11:05 AM - 11:25 AM

[36-05] Hyper spectrum remote sensing and open data

古宇田 亮一1 (1. 産業技術総合研究所)

ビッグデータは,旧来型の孤立的スーパーコンピュータの系列と異なり,ネットワークに支えられ,クラウド的大規模ストレージ群を前提とする大規模データ群である.一方,世界的にはオープンデータが普及し始め,国内でも平成25年には経産省でオープンデータの実証サイトが公開され,総務省によるコンソーシアムでアプリコンテストが開催されるなど,政府も主導的に取り組み始めている.大規模なオープンデータの代表例に,米国のNASA・USGSが公開している一連の地球観測衛星データがある.ハイパースペクトラル・リモートセンシングとは,これまで分光帯数が10以下であった地球観測衛星と異なり,観測幅は狭くても数百の分光帯を持つ大規模データにより物質同定の精度を上げることが可能といわれるセンサ群であり,米国ハイペリオン・センサのデータは,オープンデータとしてフリー・ダウンロード可能なデータである.同様のセンサを搭載した衛星を打ち上げる計画が,日・独・伊などで進んでいるが,オープンデータ化するかどうかは微妙である.日本のHISUI衛星計画の現状と,世界のオープンデータの動向を紹介する.

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