9:25 AM - 9:45 AM
[37-02] Study on mass transport in porous media by means of an X-ray CT scanner
司会:田中 敦子(産業技術総合研究所)
二酸化炭素地下貯留や土壌汚染の現象は,多孔質体内での物質輸送として考えられる.この現象をモデル化することで地下貯留の安定性や土壌汚染が続く年月を知ることができる.従来,多孔質体の物質輸送特性の研究は,多孔質体に流体を流し,その入口と出口での濃度などの測定を行ったものであった.本研究では,X線CTを用いて多孔質内での物質輸送を測定し,ミクロスケールからのモデル化を目的としている.実験方法としては,プラスチック片の充填層を二酸化炭素で飽和させ,そこへ脱気水を流速一定で注入しながらX線CTで撮影した.撮影した画像から多孔質体内のある断面での空隙率や二酸化炭素の含有率が分かる.これまでの結果は,二酸化炭素の含有率と比表面積の関係,レイノルズ数とシャーウッド数の関係を明らかにすることができた.
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