MMIJ 2014,Kumamoto

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一般講演

岩石力学・資源開発

Mon. Sep 15, 2014 10:45 AM - 4:00 PM 222教室 (熊本大学)

司会:麻植久史(熊大), 佐藤稔紀(JAEA), 笹岡孝司(九大)

1:15 PM - 1:30 PM

[A2-6] 坑内水量削減対策工に用いる充填材料設計の検討

清田正人, 小島利広, 山縣三郎 (三菱マテリアル株式会社)

司会:佐藤稔紀(JAEA)

Keywords:坑廃水, 充填材料, 中和殿物

休廃止鉱山において不飽和地層内にある坑内空間(坑道、採掘跡等)を充填することで、坑内水の発生源対策(水量削減、水質改善)及び坑内空間の安定化(陥没等防止)を行い,坑廃水処理コストの削減を図る技術開発を経済産業省委託業務「先進型坑廃水処理技術開発事業」において実施している。充填材料には充填施工が可能な流動性,硬化後の強度,遮水性,有害物質の非溶出性など種々の物性が要求される。本報告では,施工を左右する流動性を充填材料の配合から推定する手法について,坑廃水処理で発生する中和殿物,セメント(高炉セメントB種),建設発生土および水を構成材料とする充填材料で検討した。中和殿物には異なる2鉱山の殿物を,建設発生土には砂質土と粘性土を用いて,各材料の構成比と流動性との関係を調査した。流動性はJHフローで評価し,混練直後と60分後および90分後で測定した。単位水量を目的変数とし,流動性,中和殿物と建設発生土の液性限界時の水量,中和殿物と建設発生土の粗粒群量を説明変数とする回帰式で重回帰分析を試みた。その結果,高い決定係数が得られ,所定の流動性を得るための充填材料の配合設計に対するモデルの適合を確認した。

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