MMIJ 2014,Kumamoto

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企画講演

建設用原材料の評価・利用技術およびその周辺技術

Mon. Sep 15, 2014 2:00 PM - 4:00 PM 224教室 (熊本大学)

司会:岩月栄治(愛知工業大学), 麓隆行(近畿大学)

3:35 PM - 4:00 PM

[A3-4] 玉割り砕石の流動性能について

今井忠男1, 木崎彰久1, 杉本文男2 (1.秋田大学 国際資源学部, 2.秋田大学 大学院 工学資源学研究科)

司会:麓隆行(近畿大学)

Keywords:砂利, 骨材, 砕石, コンクリート, 流動性

コンクリート用骨材として、天然の玉砂利は砕石に比較し流動性が良く、単位水量を低くでき、混和剤の添加も少なくてすむ等、骨材としての性能に優れている。したがって、生コン製造業において、天然砂利の需要は高い。また、陸で採取される天然砂利は、採取コストも低く、採掘における周囲の環境への負荷も小さいことから、理想的な天然資源である。
しかしながら、天然砂利の新たな堆積には時間がかかるため、現在の賦存量は十分ではない。このような天然砂利を有効にかつ長期的に利用するためには、これまで骨材として利用されなかった規格外の粒径(25mm以上)の砂利を破砕し、利用する工夫が必要である。
本研究の目的は、コンクリート骨材の規格外粒径(25mm以上)の砂利を破砕し、これを天然砂利に混ぜることで、天然砂利と同程度の流動性を持たせた骨材を開発することにある。具体的には、混入させる玉割り砕石の粒度および割合を変化させてコンクリートを作製し、そのスランプを測定した。この結果、砕石の混入割合に応じてスランプは低下し、混入した砕石の粒度には、あまり関係が無いことがわかった。

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