14:00 〜 14:20
[A6-11] 土壌CO2フラックスの長期連続測定法の開発
司会:末包哲也(東京工業大学)
キーワード:CCS, CO2, フラックス, 土壌, チャンバー法, モニタリング
CCS実施サイトにおける地下貯留CO2の地表への漏洩モニタリングを目的として、土壌CO2フラックスを長期的に連続して測定する手法を検討した。チャンバー法に基づく土壌CO2フラックスの測定を基本とし、その開閉とファンの稼働を自動化したシステムを構築して、長期間にわたって連続的に土壌CO2フラックスの測定が可能な装置を開発した。これを屋外フィールドに設置して連続測定を行なった結果、土壌CO2フラックスの季節的な変化に加えて昼夜による変化や天候による変化を把握することができた。これにより、CCSにおいて地下貯留CO2の地表への漏洩を評価するためのCO2フラックスの閾値を設定することができた。 実際に試験フィールドにおいて地下へのCO2注入試験を実施し、同閾値がCO2の漏洩検出に妥当であることが示された。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください