MMIJ 2014,Kumamoto

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一般講演

高温素材プロセス・新素材

Mon. Sep 15, 2014 10:45 AM - 3:15 PM 225教室 (熊本大学)

司会:齊藤敬高(九州大学), 宇田哲也(京都大学), 高須登実男(九工大)

2:30 PM - 2:45 PM

[B2-10] SiO2-FexO-Cs2O系融体の粘度および構造

肥後智幸1, 大杉武史2, 齊藤敬高1, 中島邦彦1 (1.九州大学, 2.日本原子力開発機構)

司会:高須登実男(九工大)

原子力関連施設等から排出される低レベル放射性廃棄物の一つである不燃性無機固体廃棄物(コンクリートや土砂など)は,その発生量が多く最終処分場の保管容量を圧迫しているという事が問題となっている.そのため,これらの廃棄物を格納容器であるドラム缶ごと高温で溶融することで,減容・無害化する廃棄物溶融処理が行われている.この時,溶融炉内で生成するシリケート融体は,ドラム缶由来の酸化鉄成分を10~40mass%含む多成分系であることが知られている.一方で,放射性元素であるセシウムの酸化物であるCs2Oについては,Cs2O,Fe2O3の両者を含むシリケート融体の融体特性に関するデータは少ないというのが現状である.物質移動および処理運転上,Csが粘性や溶融特性に与える影響は重要だと考えられる.そこで,本研究ではCs2O-SiO2-Fe2O3系スラグに種々の酸化物を添加した際の粘度および構造の変化を調査することを目的とした.

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