資源・素材2014(熊本)

講演情報

企画講演

自然由来汚染土壌の取り扱いを改めて考える

2014年9月15日(月) 10:00 〜 16:50 223教室 (熊本大学)

司会:駒井武(東北大), 晴山渉(岩手大), 白鳥寿一(東北大)

15:20 〜 15:50

[C1-8] 東日本大震災で発生した津波堆積物の再資源化による人工地盤造成

高橋弘 (東北大学)

司会:白鳥寿一(東北大)

キーワード:津波堆積物, 再資源化, 繊維質固化処理土工法, 人工地盤

2011年3月11日に発生した東日本大震災では,大量の津波堆積物が生じた.この津波堆積物を全て埋め立て処分することは不可能であり,できるだけ再資源化して有効活用せざるを得ない状況にある.著者らは,既に開発した繊維質固化処理土工法を津波堆積物に適用し,耐震性の高い地盤材料に再資源化する試験施工を宮城県内の3箇所で実施した.さらに本施工を通して本工法の優位性が認められ,実施工の採用にも至っている.本発表では,津波堆積物を再資源化し,人工地盤を造成した試験施工および実施工の事例を紹介するとともに,自然由来の重金属は改良の過程で固定化され,環境基準を満たした地盤に再資源化された結果も報告する.

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