MMIJ 2014,Kumamoto

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一般講演

リサイクリング

Mon. Sep 15, 2014 9:30 AM - 3:30 PM 232教室 (熊本大学)

司会:日下英史(京大), 西須佳宏(産総研), 市野良一(名古屋大), 高崎康志(秋田大)

1:45 PM - 2:00 PM

[C2-12] センサー種類や測定項目と識別種類との関係等について - 蛍光ランプ分別装置の開発(2) -

西須佳宏, 秋元尚子 (独立行政法人産業技術総合研究所)

司会:市野良一(名古屋大)

Keywords:蛍光ランプ, リサイクル, 水銀, レアアース, 蛍光体, ガラス, ラピッドスタート形

蛍光ランプは、水銀を含むことなどからリサイクルが始まったが、現状はまだ生産量に対して数割程度にとどまっている。近年のレアアース危機とともに、環境面では水銀に関する水俣条約が採択され、蛍光ランプのリサイクルの質と量の両面で高度化が求められている。蛍光ランプは、廃棄回収後の精製の前処理段階で、製品種類の識別と分別によって、部材に使用される特定の元素を分離濃縮して処理効率を向上させることが可能である。そこで、封入される水銀の影響(大気拡散等)のない、非破壊の外部センサー式のランプ種類識別装置の開発について検討を行い、既報では、色度測定を応用したレアアース蛍光体が使用される3波長域発光形蛍光ランプとそれ以外のハロリン酸系白色蛍光体が使用されるランプとの識別およびこれを用いた分別装置について報告した。本報告では、センサー種類や識別に利用する測定項目と識別可能なランプ種類との関係等について説明する。

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