MMIJ 2014,Kumamoto

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一般講演

環境・エネルギー

Wed. Sep 17, 2014 9:30 AM - 11:45 AM 223教室 (熊本大学)

司会:伊藤真由美(北大), 新苗正和(山口大)

9:30 AM - 9:45 AM

[C5-1] ゼオライト・活性ケイ酸カルシウム系セシウム吸着材の作物に対する影響について

大石徹1, 北島幸雄2 (1.日鉄住金環境株式会社, 2.草野産業株式会社)

司会:伊藤真由美(北大)

Keywords:放射性セシウム,吸着材,ゼオライト,ケイ酸カルシウム,作物

原子力発電所の事故により飛散した放射性セシウムによる汚染物には、大量の汚染された農用地の土壌、河川、湖沼、溜池、港湾海底中の堆積土砂、山林の腐植土等があり、現在、除去作業が進められている。このような多量の廃棄物中の放射性セシウム吸着処理方法として、著者らは以前より環境に優しく、薬剤に含有される成分由来の有害物質による土壌への二次汚染の恐れがないゼオライト・活性ケイ酸カルシウム系セシウム吸着材を提案している。本研究では、ゼオライト・活性ケイ酸カルシウム系セシウム吸着材を農用地に使用した場合の影響について、実際にセシウム吸着材を混合した培土を使用して栽培実験を行い、作物の生育、収量及び品質に対する影響について調査した。その結果、ゼオライト・活性ケイ酸カルシウム系セシウム吸着材は、肥料成分の吸着作用によってミニトマトの生産実験で若干の収量低下傾向が認められたが、全般的には作物の生産等に悪影響を及ぼさない事を確認した。

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