MMIJ 2014,Kumamoto

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若手ポスター発表

岩盤力学基礎

Mon. Sep 15, 2014 4:00 PM - 5:30 PM 工学部百周年記念館 (熊本大学)

4:00 PM - 5:30 PM

[PY-2] 凍結過程における岩石の熱拡散率に及ぼす間隙構造の影響

吉田恭平2, 鴨志田直人1, 大河原正文1 (1.岩手大学, 2.岩手大学大学院)

Keywords:熱拡散率, 低温下, 任意加熱法, 凍結岩石, 岩石コア

2011年の東日本大震災以降,原子力エネルギーの安全性に対する懸念が強まりつつある日本において,安全・安心,そしてクリーンな石油代替エネルギーの安定供給が求められる。石油代替エネルギーとして天然ガスや液化水素・ジメチルエーテルなどの需要増大が期待されるが,これら低温液化燃料の安定供給には貯蔵施設の確保が課題であり,国土の狭い我が国では液化燃料を常圧低温下で貯蔵する岩盤内貯蔵施設の重要性が認識されている。
低温液化燃料を岩盤空洞に貯蔵する際,空洞周辺の地下水は凍結する。そのため岩盤貯蔵施設設計のための熱伝導解析では,水や氷が内在する岩盤の熱物性値を把握する必要がある。しかし,低温下における岩石の熱拡散率については報告が少なく,飽和岩石の凍結過程と熱拡散率の変化挙動は明らかにされていない。
本研究では,間隙構造の異なる岩石の熱拡散率を任意加熱法を用いて測定し,凍結過程における飽和岩石の熱拡散率に及ぼす間隙構造の影響を明らかにする。

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