MMIJ 2014,Kumamoto

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若手ポスター発表

高温素材プロセッシング

Mon. Sep 15, 2014 4:00 PM - 5:30 PM 工学部百周年記念館 (熊本大学)

4:00 PM - 5:30 PM

[PY-58] 1573K、鉄飽和下におけるFeOx-SiO2系ないしはFeOx-CaO系スラグと溶銅間のアンチモンの分配挙動

伊藤哲平1, 関本英弘2, 山口勉功2 (1.岩手大学大学院, 2.岩手大学工学部)

Keywords:アンチモン, スラグ, 分配係数

FeOx-CaO-SiO2系スラグにおけるアンチモンの挙動を知る上で、スラグ中のSb2O3の活量係数などの熱力学的データが重要である。しかしながらFeOx-CaO-SiO2系のSb2O3の活量係数の報告例は存在しない。そこで本研究ではFeOx-CaO-SiO2系の基礎として、1573K、鉄飽和下でFeO-SiO2系ないしは FeOx-CaO系スラグと溶銅間のアンチモンの分配を測定した。また、系の酸素分圧はジルコニア固体電解質を用いた酸素濃淡電池により決定した。FeO-SiO2系と FeOx-CaO系スラグの酸素ポテンシャルは、スラグ中のFeOx濃度の増加に伴い上昇した。また、FeOx-SiO2系スラグと溶銅間のアンチモンの分配比LSlag/CuSb=(mass%Sb in Slag)/[mass%Sb in Cu]はスラグ中のFeOx濃度の増加に伴い増加し、FeOx-CaO系スラグの分泌比はFeOx濃度の増加に伴い減少した。得られた分配比に基づき、スラグ中のSb2O3の活量係数を算出した。

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