一般社団法人資源・素材学会 平成27(2015)年度 春季大会

講演情報(2015年2月24日付)

一般講演

高温素材プロセッシング

2015年3月27日(金) 10:00 〜 11:45 第1会場 (千葉工業大学)

司会: 月橋文孝 (東京大学), 佐々木秀顕 (東京大学)

10:30 〜 10:45

[1103] ゾルゲル法により作製したTiO2結晶の光分解活性に及ぼす結晶性状の影響

服部沢雄1, 齊藤敬高1, 中島邦彦1, 日野隆博2 (1.九州大学大学院, 2.TOTO株式会社)

司会: 月橋文孝 (東京大学)

光触媒材料は防汚,殺菌などのセルフクリーニング効果を持ち,なおかつ無害であることから防汚,大気浄化などの環境浄化材として注目されている.光触媒材料として最も一般的に用いられるTiO2のアナターゼ相は高温で光分解活性の低いルチル相へと相転移してしまうことが一般的に知られている.TiO­­2結晶による光分解活性は上記の結晶相の違いに加え,比表面積や結晶性などの多くの要因によって影響を受けるため,その詳細な制御法を確立することができれば,より高い分解活性を示す光触媒材料の開発に繋がることが期待される.前報ではゾルゲル法を用いてTiO2-ZrO2系の光触媒結晶を作製し,ZrO2添加量および酸素分圧がアナターゼの単相領域に与える熱力学的影響を系統的に整理した.本報では前報において作製したアナターゼ単相試料の光分解活性を調査し,その結晶性との比較を行った.

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

パスワード