11:00 〜 11:15
[1207] ソーティングを想定したLIBSに関する各種パラメータの影響
司会: ドドビバ・ジョルジ (東大)
キーワード:LIBS, ソーティング, 自動車ミックスメタル
現在,国内廃自動車の中間処理では,解体・破砕処理後,磁選・渦電流等の物理的選別技術の利用により,主として鉄分の回収とミックスメタルの製造が行われている。ここで,非鉄金属を多く含むミックスメタルは国内では有効に再利用されず,人件費の安い海外に流出している。過去に土屋ら(2012)はミックスメタル中の非鉄金属を金属種別に相互分離することを目的に,XRTソーティングおよびXRFソーティングを適用した新規選別プロセスを提案した。しかしながら,上記ソーティングでは各種金属の高純度産物を得るまでには至らなかった。 本報では,XRFに替えて全元素のより高精度な分析が可能なレーザー誘起発光分光分析(LIBS,Laser Induced Breakdown Spectroscopy)を採用し,そのソーティングへの適用可能性を検討した。まず,LIBS自体の基本的なパラメータ(レーザーパルスエネルギー,検出遅延時間等),およびソーティングにおいて検討すべきパラメータ(レーザー焦点位置,試料表面傾斜角度等)が分析精度に与える影響を調査し,LIBSをソーティングに適用するために必要な条件を提案した。
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