14:45 〜 15:00
[1317] 相互間力測定装置を用いたファインバブル粒度分布測定に関する研究
その他
司会: 篠田 弘造 (東北大学)
キーワード:nano bubble, size distribution, particle size
ファインバブルはその界面活性作用、衝撃圧力作用、酸化力維持作用、生理活性作用から、水処理、環境、土木、食品、医療、農業、水産、除染、新機能材料製造等の応用産業分野における活用が期待されている。本研究は、相互間力測定装置(interactive force apparatus : IFA)のファインバブル粒度分布測定への適用に向けた基礎研究である。IFAでは、二つの電極間に粒子の鎖状構造を形成させたのちに極板間距離を変動させ、それに伴い極板間に生じる斥力と引力の観測周期から溶液中粒子径を測定する。IFAによる粒度分布測定結果を、動的光散乱法(dynamic light scattering : DLS)による粒度分布測定結果と比較するとともに、理論モデルを構築し実験結果と数値計算結果の比較をおこなった。IFAによる粒度分布のD50は、DLSによる結果と一致することが確認されたが、D10及びD90では相違がみられた。また、バブル発生圧力及び発生時間の変動による粒度分布の変動に関しては、IFAとDLSで同様の変動傾向がみられた。
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