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[1403] 小型超伝導重力計のCO2地中貯留モニタリングへの適用
司会: 菅井 裕一 (九州大学)
キーワード:超伝導重力計, エンクロージャ, CO2地中貯留, モニタリング
我々はCO2地中貯留のモニタリング手法として、超伝導重力計による高感度連続測定を試みている。反射法によるタイムラプス計測がCO2地中貯留モニタリングの基本であるが、これに対して高感度重力連続測定は相補的な手法と言える。我々は小型化された超伝導重力計iGravによる計測を2012年12月から開始しているが、小型器の特徴をさらに活かして簡易な収納庫(エンクロージャ)を用いた機動的な計測も試行している。試みの一つは、重力変動要因解析の高精度化を目的とする測定点間隔が数百mの並行計測において2台目の超伝導重力計測点として利用することである。現時点では、エンクロージャを用いた場合にも観測小屋による場合と遜色のない品質のデータ取得を確認できている。一方、沿岸に特有なノイズを把握して重力変動信号抽出の可能性を探るための計測への適用を準備している。
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