MMIJ Annual Meeting 2015

Presentation information

企画講演

低炭素社会構築のためのCCS

Fri. Mar 27, 2015 1:00 PM - 3:20 PM 第4会場 (千葉工業大学)

司会: 末包哲也 (東京工業大学)

3:00 PM - 3:20 PM

[1413] Investigation of natural CO2 emissions from soil of different depths for the monitoring of CO2 leakage on CCS

菅井裕一1, 佐々木久郎1, SALMA WATI2 (1.九州大学, 2.バンドン工科大学)

Keywords:CO2, 漏洩, モニタリング, 土壌, 深度

CCSにおいて、地下に貯留したCO2の地表への漏洩をモニタリングすることを想定し、その最適な手法を検討している。本研究においては、地表付近における漏洩CO2のモニタリングを実施する際の最適な深度を検討した。
地表付近においては、土壌中の微生物活動等に由来する自然CO2が放出されており、その量は、土壌の温度や含水率等の変動により変化するため、漏洩したCO2を評価するための基準となるCO2濃度のバックグラウンド値を確定することが困難である。発表者らは、これまでの研究により、自然CO2濃度が土壌表層から数~数十cmの深度においても変動することを明らかにしており、季節や天候の影響を受けず、自然CO2濃度の変動が少ない深度を検討するため、地表から5 mの範囲において、深度別に自然CO2の測定を実施した。その結果、CO2濃度は深度が異なることにより大きく変化することを明らかにし、季節等の違いによっても自然CO2濃度の変化が比較的少ない、漏洩CO2のモニタリングに適した深度が存在することを明らかにした。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password