MMIJ Annual Meeting 2015

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一般講演

岩盤力学応用

Fri. Mar 27, 2015 11:15 AM - 12:00 PM 第5会場 (千葉工業大学)

司会: 木下尚樹 (愛媛大)

11:30 AM - 11:45 AM

[1506] Effect of upheaval and erosion on migration of radionuclides in the natural barrier

冨島康夫1 (1.独立行政法人 産業技術総合研究所)

Keywords:放射性廃棄物, 地層処分, 放射性核種移行, 天然バリア, 隆起, 侵食

廃棄体から漏れ出す放射性核種の寿命を考慮すると高レベル放射性廃棄物処分場の性能は数十万年の長期にわたって保証される必要がある。処分時点における天然バリア,人工バリアの隔離性能が数十万年の長期にわたって維持されるとは考えられず,特に天然バリアにおいては気候・海水準変動,隆起・侵食により地質環境が変遷することが予想される。これらは天然バリア内の地下水流速や水質の変化を生じさせ,これに起因して核種移行解析の必要な様々なパラメータが変化する。そのため長期間にわたる核種移行解析においてはこれらの時間的変化を解析モデルに適切に取り込む必要がある。
ここでは,地質環境に影響する因子として隆起・侵食に着目し,それらが核種移行パラメターに与える時間的変化について検討し解析モデルに取り込み,仮想処分場を対象としたモデル計算を行ったのでその結果について報告する。

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