10:15 〜 10:30
[2506] 温泉スケールの力学強度評価法に関する検討
司会: 古宇田 亮一 (産総研)
キーワード:温泉スケール, 力学試験, 一軸引張試験
温泉熱を利用したバイナリー式温泉発電所の実証試験が各地で進められている.発電利用に加え,農業,養殖,融雪,地域暖房などの多段階利用が経済性向上と地域活性化の上で期待を持たれている.温泉熱水の利用において,熱交換器や配管に付着する温泉スケールが操業上の大きな課題であり,安価なスケール除去が求められている.スケールの除去法を選定する上で,スケールの力学強度の情報が必要であるが,ほぼ手つかずの研究領域であり不明な点が多い.本研究では,温泉熱多段階利用における温泉スケール除去を効率良く行うための基礎資料を提供することを目的として,スケールの力学物性評価方法の開発を行っている。将来的には,スケール強度データを蓄積し,GISデータベースへの統合を目指した調査研究を実施することを検討している.
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