11:00 AM - 11:25 AM
[2508] Current status and issues in analyzing large-scale geophysical data in resource exploration
司会: 土屋 範芳 (東北大)
物理探査の中でも、とりわけ主として石油探鉱に用いられる反射法地震探査においては、エレクトロニクス技術の進展により大規模データ(terabytesからpetabytes)の取得・記憶・処理・可視化・解釈が可能となり、2次元から3次元、さらに時間軸を加えた4次元へと地下の捉え方が進化してきた。また、データ取得技術の進展により、データの量的視点のみならず質の向上にも注力されてきており、歴史的には大規模ターゲットを対象として探鉱段階で適用されていた反射法地震探査は、小規模で複雑な探査ターゲットにおける探鉱や開発・生産段階でも適用されるようになってきた。このように主としてハードウェア技術の進展によりデータの大容量化と高品質化が達成されてきている一方で、データから上手に情報を引き出し多様な現場のニーズに応えることが出来るソフトウェア的要素は遅れているように感じられる。従来型の地質構造解釈に依存する定性的パラダイムを脱し、価値創造を指向する定量的パラダイムについて議論したい。
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