MMIJ Annual Meeting 2015

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一般講演

資源開発、エネルギー

Sun. Mar 29, 2015 1:00 PM - 4:30 PM 第4会場 (千葉工業大学)

司会: 児玉淳一 (北大), 今井忠男 (秋田大),三木一 (九州大)

2:30 PM - 2:45 PM

[3414] Monitoring of production gas in Underground Coal Gasification experiment using artificial coal seam

エネルギー

高橋一弘1, 佐藤孝紀1, 板倉賢一1, 出口剛太2 (1.室蘭工業大学, 2.地下資源イノベーションネットワーク)

司会: 今井 忠男 (秋田大)

Keywords:石炭地下ガス化, ガス分析, ガスクロマトグラフィー, ガスクロマトグラフィー質量分析

人工炭層(0.6×2.74×0.55 m,石炭重量1.1 t)の両端に注入孔と生産孔を設けるとともに,それらをリンキング孔で接続し,生産孔の孔底に着火して,石炭地下ガス化実験を行った。純酸素と空気の混合ガスを注入孔から供給し,生産孔を介して回収したガスを水分およびタール分を除去した後にガスクロマトグラフィー(GC)を用いて成分を分析した。また,詳細分析を行うためのガスサンプルを採取し,GCおよびガスクロマトグラフィー質量分析(GCMS)を用いて分析した。
生産ガスには,主にCO2, CO, CH4, H2およびH2Sが含まれており,微量の生成物としてCmHn, C6H6, C6H5CH3, CS2およびHCNが含まれることがわかった。また,サンプルガス中のH2SおよびC6H6の濃度は,それぞれ最大で約12,000 ppmおよび180 ppmであり,生産ガスの漏洩監視等が必要である。さらに,N2ガスを用いた炭層内の消火開始から2時間後には,エネルギー源であるH2の生成濃度が消火直前の測定値の約3倍(29%)になることがわかった。

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