11:30 AM - 12:00 PM
[1406] The Third Report of the Rock Seam Gas Committee
司会:福井勝則(東京大学)
Keywords:釧路コールマイン, 岩層ガス採掘小委員会, メタンガス, 白亜紀層, 電磁探査
釧路コールマインの鉱区周辺における白亜系岩盤層内には,メタンガスが賦存していることから,資源・素材学会 地球・資源グループ 採掘技術部門委員会の下部組織である「岩層ガス採掘小委員会」において,各種調査・研究を行っている。本論では,昨年度,経済産業省資源エネルギー庁の補助金にて実施された電磁探査やボーリング掘削結果を中心に述べる。昨年度は,新たに2点の電磁探査を実施し,従来の結果と照合した結果,白亜紀層の層厚が2,500m~4,000m程度であることが予想された。また,白亜紀層への下向き垂直ボーリングから,メタンガスの賦存は,一様ではなく,断層・岩脈・破砕帯・逸水ゾーンとの関係が深いことが想定された。
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