MMIJ 2015,Matsuyama

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一般講演

資源開発技術

Tue. Sep 8, 2015 9:00 AM - 12:00 PM 第7会場 (EL33)

司会:板倉賢一(室蘭工業大学), 麻植久史(京都大学)

9:30 AM - 9:45 AM

[1703] Possibility of electro-methanogenesis in subsurface condition aimed at utilization of Carbon dioxide after Capture and Storage

前田治男1, 五十嵐雅之1, 小林肇2, 福島直哉2, 佐藤光三2 (1.国際石油開発帝石株式会社, 2.東京大学 大学院工学研究科)

司会:板倉賢一(室蘭工業大学)

Keywords:CCS, CCSU, 電気化学的メタン生成, メタン生成菌, 電子放出菌



CO2排出が主要因と考えられる地球温暖化に代表されるグローバルスケールでの環境問題、さらには石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料をベースとしたエネルギー資源の枯渇問題は解決すべき喫緊の課題となっている。これらの課題を「炭素循環の不均衡化」と捉えて、その不均衡を解消するためのアプローチとして「持続型炭素循環システム」の技術開発に、国際石油開発帝石(株)は東京大学との産学連携共同研究という形で取り組んでいる。当該研究においては、CO2地中貯留(CCS)技術と組み合わせることにより、地中に隔離されたCO2を微生物反応によりメタンに変換し、有用な資源として再利用する技術(CCSU)の構築を目指している。これらの微生物メタン変換反応には、地下常在の水素資化性メタン生成菌と電子放出細菌が関与していることが、我々の研究により明らかとなっている。本報告では、メタン生成菌に水素を供給する手法として、電気化学的な水素還元力利用の可能性につき、国内油田に常在する微生物を利用した培養実験ならびに当該実験の電気化学的な評価をもとに得られた結果につき紹介し、当該技術のフィールドでの応用可能性につき紹介する。


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