MMIJ 2015,Matsuyama

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一般講演

資源開発技術

Tue. Sep 8, 2015 9:00 AM - 12:00 PM 第7会場 (EL33)

司会:板倉賢一(室蘭工業大学), 麻植久史(京都大学)

10:00 AM - 10:15 AM

[1705] Research on methane gas discharge at heading face

井上雅弘1, 月川久義, 嶋田将人1 (1.九州大学)

司会:板倉賢一(室蘭工業大学)

Keywords:掘進切羽, メタンガス

坑内掘り炭鉱の保安では坑内に湧出する可燃性ガスの適正な管理が最重要課題である。近年でも各国でガス爆発による災害は発生しており、炭鉱坑内のガス管理は解決した課題ではない。掘進切羽は炭鉱坑内でも特に注意を要する箇所であり、多くの研究が行われている。これらの研究では安全にかかわる設備、特に通気設備が正常に動作している場合を主な研究対象にしている。停電など何らかの原因で掘進切羽の通気が停止することは、あってはならないことであるが、実際に生じている。切羽近傍の石炭層からは常にメタンガスが湧出しているのが普通であり、通気停止時には短時間で切羽のメタンガス濃度が可燃範囲に達することもまれではない。このような状態が最も危険であり、この状態からガスを排除して切羽を通常の状態に復旧させることは、慎重さが要求される極めて重要な作業である。しかしながら、通気停止後切羽におけるガス濃度の評価とガス排除に必要なガスの挙動についての研究はほとんど見られない。本研究ではこれらの点に関し安全側に配慮しながら、ガス濃度の排除に関して検討した結果を述べる。


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