11:00 AM - 11:15 AM
[1708] Development of hydraulic low frequency marine seismic vibrator
司会:麻植久史(京都大学)
Keywords:地震探査, 震源
海洋における地震探査では、専ら爆発型の震源であるエアガンが用いられているが、
近年、その発震時に発生する大音量の海洋生物への影響が懸念されている。
本研究では環境への負荷の少ない海洋地震探査を実現するため、
所望の波形・音量での発震が可能である油圧駆動型の曳航式低周波震源
(Marine Seismic Vibrator, MSV)を開発および試験用小型機を製作し、
静岡県駿河湾沖の海域でいくつかの性能確認試験および地震探査実証試験を行った。
性能確認試験では最大発生音圧、周波数特性、水平指向性および垂直指向性を計測した。
最大発生音圧および周波数特性値は震源の発震可能周波数範囲である300Hz以下において
設計仕様値と同等またはそれ以上の性能をみたし、水平および垂直指向性はほぼ無指向性
であることが確認された。
地震探査実証試験では震源を水中深度50mで曳航、全長300mのストリーマーケーブルを使用し、
試験実施エリアの地層断面図の取得を試みた。実証試験の結果、震源からスウィープ波を
発震することにより、エアガンとほぼ同様の解析手法で地震探査を行う事ができることを検証した。
近年、その発震時に発生する大音量の海洋生物への影響が懸念されている。
本研究では環境への負荷の少ない海洋地震探査を実現するため、
所望の波形・音量での発震が可能である油圧駆動型の曳航式低周波震源
(Marine Seismic Vibrator, MSV)を開発および試験用小型機を製作し、
静岡県駿河湾沖の海域でいくつかの性能確認試験および地震探査実証試験を行った。
性能確認試験では最大発生音圧、周波数特性、水平指向性および垂直指向性を計測した。
最大発生音圧および周波数特性値は震源の発震可能周波数範囲である300Hz以下において
設計仕様値と同等またはそれ以上の性能をみたし、水平および垂直指向性はほぼ無指向性
であることが確認された。
地震探査実証試験では震源を水中深度50mで曳航、全長300mのストリーマーケーブルを使用し、
試験実施エリアの地層断面図の取得を試みた。実証試験の結果、震源からスウィープ波を
発震することにより、エアガンとほぼ同様の解析手法で地震探査を行う事ができることを検証した。
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