MMIJ 2015,Matsuyama

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企画講演

最近の岩盤工学および鉱山開発に関するトピック

Wed. Sep 9, 2015 9:30 AM - 12:00 PM 第4会場 (EL24)

司会:濱中晃弘(室蘭工業大学), 川村洋平(筑波大学)

11:40 AM - 12:00 PM

[2407] A study on estimation of tunnel blast vibrations with high-accurate electronic detonator

永江純一1, 岩野圭太2, 福井勝則1, 羽柴公博1 (1.東京大学, 2.鹿島建設株式会社)

司会:川村洋平(筑波大学)

Keywords:トンネル, 発破, 振動低減, 電子雷管, 起爆秒時差

住宅街など民家や重要構造物が近い環境下で発破を行なう場合,発破振動が周囲の環境に与える負荷を低減する必要がある.愛知県豊田市の安永川トンネルでは,TBM (Tunnel Boring Machine)による先進導坑掘削後に発破による拡幅掘削が行われたが,その際住宅地から十数m下を通過するため,高精度秒時電子雷管(eDevⅡ)を用いた1孔1斉発の発破が実施され,振動の低減が図られた.本現場では,今後行なわれる住宅地に近接した環境下での同様の施工の基礎資料とするため,最初の3孔程度は秒時間隔を大きくあけた単発発破,それ以降を設定秒時間隔に従った段発発破を行なう発破試験が行なわれた.本研究では,計測された単発発破の振動速度波形および発破設計(起爆秒時間隔,孔数)から,段発発破の振動速度波形を再現する方法について検討した.具体的には,各孔での起爆で発生する振動速度波形を,統計論に基づいて表現し,それらを孔数分重ね合わせることで,段発発破の振動速度波形を生成した.


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