MMIJ 2015,Matsuyama

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一般講演

新材料

Wed. Sep 9, 2015 9:00 AM - 11:45 AM 第8会場 (EL35)

司会:野瀬嘉太郎(京都大学), 宇田哲也(京都大学)

11:30 AM - 11:45 AM

[2810] The improvement of gas hydrate storage by Metal-Organic Frameworks

木下陽介1, 楠田啓1, 日下英史1, 陳友晴1, 馬渕守1 (1.京都大学大学院 エネルギー科学研究科)

司会:宇田哲也(京都大学)

Keywords:金属有機錯体, 新規多孔性材料, メタンハイドレート, ガス貯蔵率

LNGにかわる天然ガスの低コスト輸送手段として、天然ガスハイドレート(NGH)を用いた輸送システムが考案され、実用化に向けた研究がなされている。しかしながら、そのガス貯蔵率は未だLNGの半分に満たず、この貯蔵率の向上がNGHによるガス貯蔵輸送において大きな課題となっている。 そこで本研究では、ガスハイドレート生成時に金属有機錯体を用いることで、貯蔵率向上を試みた。金属有機錯体(MOF)はガスの貯蔵や分離等の機能を持つ新規多孔性材料として、この十数年種々の研究開発がなされているガス吸着媒体である。金属有機錯体をNGHに適用するためには、低温、高圧、かつ水中という条件を満たす必要があるため、まずはその環境に即した金属有機錯体を選定した。さらに、NGHに与える影響とその挙動を考察することに加え、選定した金属有機錯体を更に改良することにより、NGHにおけるメタンガス貯蔵率の増加を達成した。 


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