MMIJ 2015,Matsuyama

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一般講演

環境

Thu. Sep 10, 2015 2:15 PM - 3:30 PM 第7会場 (EL33)

司会:和嶋隆昌(千葉大学)

3:00 PM - 3:15 PM

[3713] Demonstration test for on-site treatment of radioactive Cs contaminated soil by the Multifunction fill system.

大石徹1, 伊藤洋2, 宮崎照美1, 安藤彰宣3 (1.日鉄住金環境株式会社, 2.北九州市立大学, 3.旭化成ジオテック株式会社)

司会:和嶋隆昌(千葉大学)

Keywords:多機能盛土, 放射能汚染, セシウム, 汚染物, 保管

筆者らが重金属汚染土壌処理のために提案した、長期隔離・保管・浄化・管理機能を有する「多機能盛土」技術をベースとして、放射線遮蔽、Cs吸着、降雨浸透抑制等の機能を付加した「多機能盛土」(R型)を提案し、北九州市エコタウン内で非放射性の塩化セシウムを添加した模擬汚染土壌=CsCl層(Cs溶出量:12.0μg/L 、含有量計算値:1.40㎎/㎏)を使用した実証実験を実施した。その結果、降雨浸透量の抑制機能により、排水量は降雨量の9~17%程度に抑制された。また、降雨浸透量の抑制と同時にCs吸着剤を使用した吸着層の効果により、盛土端部モデルでのセシウム積算溶出量は、無対策のコントロール実験槽の約1.6%となり、98.4%の低減効果が認められた。この時、盛土内部では、上部からのセシウムの移動により、下部CsCl層でのセシウム濃度が高くなっていた。


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