[PY-72] Galvanic leaching of chalcopyrite using manganese oxide(IV)
Keywords:黄銅鉱, 浸出, 酸化マンガン(Ⅳ), ガルバニック反応
硫酸水溶液中で電位の異なる導電性鉱物が接触すると、卑な鉱物から貴な鉱物に電子が移動し、前者において酸化反応、後者において還元反応が起こり(ガルバニック反応)、浸出が促進されることが知られている。本研究では、相対的に貴である酸化マンガン(IV)(MnO2)を用いて黄銅鉱のガルバニックリーチングについて検討した。試薬MnO2を用いた場合、黄銅鉱の浸出速度が増加し、24日後の浸出率は52%であった(無添加の場合、23%)。使用済マンガン乾電池の正極剤(以下、ブラックペースト)にはMnO2が含まれており、ブラックペーストを用いた浸出実験では黄銅鉱の浸出が著しく促進され、パルプ濃度0.25%において40hで83%の銅が溶出した。そこで、ブラックペーストを用いた黄銅鉱のガルバニックリーチングに及ぼす種々の因子(ブラックペースト添加量、パルプ濃度等)の影響について検討を行った。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください