09:15 〜 09:30
[1301] バイオマスあるいはその誘導体を用いたコバルト、ストロンチウム、セシウム水溶液からの金属イオンの除去
司会:別所昌彦(秋田大学)
キーワード:Cobalt, strontium, cesium
本研究では、これまで本研究室でコバルト(Co) 、ストロンチウム(Sr)、セシウム(Cs)の除去に用いてきたArthrobacter nicotianae
IAM12342の他に、他金属において高い金属除去能を示してきたBacillus licheniformis IAM11054、数種類の乳酸菌株、固定化柿渋ゲル、キトサンおよびリン酸化キトサンを用いて、水溶液中からのCo、Sr、およびCsの除去について検討を行った。
A. nicotianae菌体は、混合溶液中のCo、Srを完全に除去することが可能であるがCsの除去率が低いことは、資源・素材2014(熊本)において報告した。また、固定化柿渋ゲルにおいても同様の傾向が示された。一方、B. licheniformis IAM11054および数種類の乳酸菌株A. nicotianaeによるCs除去では、A. nicotianae菌体にくらべ、高いCs除去率を示すことを確認された。リン酸化キトサン及びキトサンによるCs除去の実験行った結果、リン酸化キトサンが、Csの高い除去能を示すことが確認された。
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